本人には悪気がなく、むしろ一生懸命にやっているのに、人間関係や集団生活の中で困難に直面している子どもたちが増えています。その中には、発達障がいの特性をかかえている場合があります。
近年の調査では、こうした発達障がいの特徴がある人はめずらしくなく、むしろ私たちの身近にもいることが明らかになっています。そのため、市・町民一人ひとりが関心を持ち、困難を感じている子どもや人達に気づいていくことが大切だと考えています。
「きなんせこども館」では、子どもたちの一人ひとりの個性と才能を大切にしながら、様々な生活場面や、数名のグループ活動(1〜3名)の中で情緒の安定をはかりながら、自己肯定感をどこまでも気長に育て伸ばしていきます。